2020年から始まる教育改革【その内容とは】

こんにちは。やんちゃ男児2人の子育てに奮闘中のてらこやスタッフ黒田です。

前回は、2020年から行われる教育改革の社会的背景についてご紹介しましたが、今後一体どのように教育が変わっていくのか。私たち親にとっては、とても気になる所ですよね。

これからの子供達がどのような教育を受けて、社会に出ていくのか。その大まかな内容をご紹介したいと思います。

2020年から始まる教育改革【その内容とは】

①小学校の英語教育の強化

より実用的な英語習得を目指して、小学校3年生から外国語活動が導入され、5・6年生からは英語が正式な教科となるそうです。教科になると成績がつくかもしれないという点においては、大きい変化ですね。

小学校3・4年生の外国語活動は「聞く」「話す」が中心で、5、6年生からは「読む」「書く」が追加されます。3年生以上は現在より週1時間程度の授業が増え、中学校での英語の授業は、原則英語で実施していく方向に変わっていくそうです。

小学校から大学入試まで、一貫して英語教育を行うことによって、グローバル化に対応した英語力を身につけられるように、益々力を入れていくのではないでしょうか。

②プログラミング教育の導入

文部科学省では、プログラミング教育の目的について、「子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むこと」としています。

その背景には急速に加速していく産業の変化があるようです。
IoT(Internet of Things)、ビッグデータ、AI(人工知能)、ロボット・センサーの技術等を活用できるようになり、技術やビジネスモデル、社会で求められるスキルや働き方に至るまで、社会全体が大きく変わっていくと予想されています。

しかし、これからの社会に必要な人材が少なく、IT市場は今後拡大し続けていくにも関わらず、2030年には最大で79万人もの人材不足(経済産業省)になると予想されているそうです。このような社会的背景もあり、プログラミング教育必修化へと動き始めているのです。

また、これまでの親世代が育てられてきた価値観「良い教育を受け、良い大学に入って、良い会社に就職する」というようなモデルは、もう存在しなくなってきています。

働き方が大きく変わり、これまでの常識が大きく変わっていく時代だからこそ、子供達にとっては、「社会を変え、世界で活躍するチャンス」でもあるのではないでしょうか。

③大学入試が変わる

文部科学省では、変化の激しい時代において、新たな価値を創造していく力を育成するために、高大接続改革の取組みを進めているとの事。(高校、大学、大学入学者選抜を通じて学力の3要素を確実に育成・評価する、三者の一体的な改革)

現在行われているセンター試験が、2020年の1月の実施を最後に廃止され、それに代わり2つの新テストを実施していくそうです。新テストの詳細はまだ議論・検討中だそうですが、公表されている内容だけを見ても大きく変わっていく可能性がありそうです。

①高校生のための学びの基礎診断(仮称)ー高校生として身に着けておくべき基礎学力の定着と、それによる学習意欲の喚起を図ることが目的(文部科学省)

当面は国語・数学・英語の3科目で実施し、英語については「話す」を含めた4技能を測定することが検討されているそうです。今後の動向が気になりますね。

②大学入学共通テスト(仮称)ーセンター試験の後継に当たり、記述式問題の導入も予定されています。英語に関しては、大きく変わるようです。
民間の資格や検定試験を活用して、これまでの2技能から、4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するものに変わります。

年に複数回の実施をすることが検討されていて、これまでの「知識・技能」だけではなく、大学の入学段階で必要な「思考力・判断力・表現力」を中心に評価されるようになります。

さらに、各教科の区別がなくなり、理系の問題に文系の問題が入ってくる等、より総合的な学力が問われるような内容に変わっていく可能性があるそうです。

今まで学んだあらゆる教科の知識を総動員して考えないと、解けないような問題も出てくると言われています。

今までに学んだ事がきちんと習得できているか、総合的な学力をはかる内容になってくるので、テスト前の一夜漬けの勉強では乗り切れず、日頃からの学習や意欲が大事になってきそうですね。

また、受験方法も大きく変わるそうです。
現在の筆記やマークシート方式からCBT方式という、コンピュータ端末を利用して受験する方法も検討されています。

実際に導入が決定した場合、コンピュータで解答を入力するようになるので、パソコンでの入力に慣れておかなければ受験もできませんし、モニター上で文章を読んで、画面を操作し、自分で考え、メモをしたりするトレーニングも必要となってきます。

今までの大学入試というよりは、就職活動の採用試験に近いものになる可能性もあるとのこと。
これからの大学入試では、より実践的な能力を問われる内容へと変わっていくことは間違いないようです。

以上、いかがでしたでしょうか。

学校教育が大きく変わる、その内容は大きく3つに分ける事ができます。
①小学校の英語教育の強化
②プログラミング教育の導入
③大学入試が変わる

今まで行われてきた教育改革とは違い、社会構造の変化に対応した大きな改革だと感じます。

これからの子供達が直面するグローバル化・IT化、少子高齢化の波。そして、その変化に対応した、これまでにない学校教育の大きな変化。

そんな予測不可能な時代の中で必要になってくる「新たな価値を創造していく力」を育てるには、私たち親は一体どうしたらいいのか。
学校教育だけに頼らず、家庭でできることには何があるのでしょうか。

てらこやクロスでは、そんな悩みを抱えたお母さん方と共に、日々模索しながら、我が子が社会に船出するその日から、逆算の発想で子育てに挑戦していきたいと思います。

次回は、そんな時代に必要な21世紀型スキルを伸ばす子育てを特集していきたいと思います。

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