育休取得率3%!? 育児に奮闘中の現役パパ教師が語る「子育てがこんなに大変だったとは!!」

こんにちは。やんちゃ男児2人の子育てに奮闘中のてらこやスタッフ黒田です。

今回お話を伺ったのは、育休中の小学校の先生「パッション金子先生」。
今まで、こんなに子供達に真剣に向き合い、愛情溢れる先生を見たことがありません!!こんな理想の先生が学校にいたら、子供達は毎日登校するのが楽しくてしょうがないのではないでしょうか。
その情熱溢れるお姿から、「パッション金子先生」とあだ名がついたほど!!

2020年から始まる教育改革を始め、子供達のこれからの未来について熱く語って下さいました。

子供達に大人気! 情熱溢れる金子先生

お母さん達は本当に大変ですね。「毎日本当に子育てお疲れ様です!」

ーー毎日、元気いっぱいの子供達と向き合っていて、大変なこと等ありますか。

そうですね、色々あるんですが、まずは全てのお母さん方に「子育てお疲れ様です!」とお伝えしたいですね。

子育てって本当に大変ですよね!こんなに大変なことを毎日して下さって、お腹を痛めて産んでくれて育ててくれて、本当にそれだけで世のお母さん方を尊敬します。

さらに、大切な我が子を学校に預けて下さって、ありがとうございます。親としては、色々心配だろうなと思います。

日々保護者の方と接しているからこそ、気が付くことも多いんですが、最近は子供の事を心配される方が増えている気がします。
我が子を心配するお母さん方の心境もとても良く分かるんですが、教師として一つ言える事があるとすれば、「子供のことを信じてあげてほしいな」と思うことがあります。

過保護になるのはもちろん分かるんですけど、一歩下がって見守るというのも大切なんじゃないかなと、現場にいて感じる時があります。

育休取得率3%!! 男性教員としては異例の半年間の育休を取得

ーー男性の先生で育休を取られる方は珍しいですよね。何か言われたりしませんでしたか。

かなり珍しいですね!!妻も教員なんですが、最初はとても驚かれましたよ!

統計学上で言うと、男性が育児休暇を取る確率は3%なんだそうです(笑)
そこから、さらに半年以上取るケースとなると、そこからまた3%ほどになるらしいんです。つまり10000分の9の確率なんですね。それほどまでに珍しいケースなんだそうです!

ーー金子先生は子供達に大人気だからこそ寂しがってる方も多いと思うんですが、「子供が産まれたら、育休を取ろう」と以前から決めていたんですか!?

以前から、育休を取得できる状態になったら、取りたいという想いはずっとありましたね。でも実現するのは厳しいだろうな、とは思っていたんです。今回は、様々なきっかけが重なり、妻の協力もあって実現できたんです。

育休前に、ちょっと大変なクラスを担当したり、校務分掌作成の業務等も人一倍持ってたんですよ。がむしゃらに頑張っていたんですが、頑張りすぎて倒れてしまったんです。ちょうどそんな状況の時に、育児休暇をどうするか検討する機会がありまして。

このまま現場に戻っていいのだろうか、と自問自答したんですね。以前から育休を取りたいという想いも率直に妻に伝えて相談したんです。
それで検討した結果、今回は私が育休を取得しようという事に決まりまして、もちろん妻には心苦しい気持ちもありましたが、今となっては子育ての大変さが本当に分かったので、心から感謝しています。

今までは子育ての大変さを頭では分かっているつもりでした。でも、育休を取得してから、子育ての大変さを何も分かっていなかったんだと痛感することばかりです。男性も、子育ての大変さをちゃんと分かった方がいいですね!

育児は想像以上に大変です。毎週土日だけとかでは分からない大変さですね。本当にパパ達が理解できれば、「何か手伝おうか?」とかの言葉は出てこない気がするんです。

今となっては周りの方にも、育休の取得を本当におススメしていますね!少しでも育休を取れば、必ずこの大変さが分かりますよ!
私自身、理想と現実のギャップにびっくりしましたから。

掃除に2時間。トイレも行けずにイライラする時もある。パパ育児奮闘中です!

ーー育休中のエピソードも色々伺いましたが、パパ目線で何が一番大変でしたか。

もう、掃除がとにかく大変でした!!最初は掃除をするのに、2時間くらいかかりましたから(笑)

掃除していたら子供が泣くし、泣いたら掃除ができないし、ご飯も作れない。トイレも行けずに、本当にイライラするし。

「まじか!!」と。

子供が2人以上いたらどうなっちゃうんだろう・・と思いました。

ーー忙しい共働きのお母さん方も、皆さん普通にやっていることですよね(笑)

いや~すごいですよね!びっくりしますよ!!本当に世の中のお母さん達には尊敬しかないです!

今までとお母さん達に対する見方がガラリと変わりましたね。だからこそ、妻には「いつも本当にありがとう」と言葉に出して伝えるようにしています。

ーー育休を取ってだいぶ変化されたんですね。まだまだ男性の育休取得は少ないと思うんですが、お父さんたちにも薦めたいですか。

声を大にして言いたいです。「絶対に取った方がいいですよ!本当におススメします!」
男性が育休を取得して育児に参加することで、社会がもっと良くなっていく気がするんです。

学校の教員も積極的に取るべきだと思います。今となっては、保護者として学校に来るお母さんの気持ちが本当によく分かりますね。
実際、学校に来るのはほとんどお母さんなので、男性の教員はお母さんの大変さなども分かった上で、話をするべきだなと今回痛感しました。

懇談の場等で、頭ごなしに話すのではなくて、お母さんも本当に大変な中で、その中でも学校に言わなきゃいけないことがあるという事実を、ちゃんと理解して受け取って欲しいと思いますね。

 子供達に大人気だという変顔

復帰後の教育改革を見据えて。未来の教育を考え「子供の力を引き出せる」教師になりたい

ーー2020年から学習指導要領の改訂に伴い、大教育改革が始まると伺いました。これから業務量も増えるし、先生は特に大変ですよね。

そうですね、教育改革が始まるのは分かっているんですが、その理念等を学ぶ機会が非常に不足しているような気がします。
ただカリキュラムをこなしているだけにはなりたくないので、自ら勉強している先生も多いですね。実際にこれからどう変わっていくのか、熱心に研究している先生もいますが、負担は増えるような気がしてなりません。

アクティブラーニングを取り入れる事で、本来の子供の力を引き出せるようには努力していきたいと思っています。ただ、カリキュラムもいっぱいで人数もいる中で、実際にどの程度まで実践できるかはまだ分かりません。

自治体で工夫をする所も増えてきているようなので、保護者の皆さんと一緒に協力しながら、変えてくのが必要かなとは思いますね。
お母さん方との繋がりは、学校としてもとても大切なので共に子供達のために協力しながら、変化に対応していきたいと思います。

ーー半年間の育休明けに挑戦したいことはありますか。

この育休中に色々学ぶこともできたので、現場に戻ったら、まずは子供達が自分を好きになれるよう努めていきたいです。
「褒められればやる」という行動の価値基準を変えていきたいですね。褒められるからやる、怒られるからやらない、みたいな事ではなくて、一歩下がって「自ら考える」という事を伝えていきたいと思っています。

「子供自身に考えさせて、どうしたいの?」という自己決定の場を沢山作っていきたいですね。それが子供達の自己肯定感にも繋がっていくと思うんです。子供達と一緒に悩んで、一緒に考えていきたいですね。それが本来の教育の在り方なのかなと最近思うんです。そのノウハウをこれから更に学んでいきたいとは思っています。

また、家庭でも自己決定の機会を設けて頂くと、学校での学びが本当にしっかりした学びとして入っていくので、家庭も学校も両方大事だと思います。

今後は、これまでの経験を生かして、お母さん達の子育ても全力で応援していきたいですね!


男性の育児休暇取得が難しい中で、半年間の育休を取り、子育てに奮闘する金子先生。

男性の育児参加が増えて、育児の大変さの理解がもっと広がったら、少子化も改善されるような気がしました。

終始「お母さんは本当に偉大です!」とお褒め頂き、なんだか嬉しくなってきました。
子供達の可能性を引き出し、親の負担も理解して下さる、こんな素晴らしい先生がもっと増えてくれるといいですね。

多忙な業務の中、子供達のために奮闘して下さる先生方に、エールを送りたいー。

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