【前編】放課後が最高に楽しい!!こども達の居場所【てらこや新都心】に行ってきました。

こんにちは、やんちゃ男児2人の子育てに奮闘中のてらこやスタッフ黒田です。

先日、子供達の居場所作りをされている【てらこや新都心】さんに伺いました。

お洒落なカフェが併設され、まさに子供達と母親の理想の居場所【てらこや】

再開発で整備され、これから益々発展する街―「さいたま新都心」駅から歩くこと10分。
辿り着いたのは、懐かしの古民家をそのままリノベーションした【てらこや新都心】さんでした。

今回は、こちらの運営を担っている代表の大場さんと、長谷川さんにお話を伺いました。

長谷川さん(左)と代表の大場さん

【てらこや新都心】を立ち上げようと思った経緯

ーーどのような経緯で【てらこや新都心】を立ち上げようと思ったのか、そのきっかけ等あれば伺いたいのですが。

大場さん(以下)自分の人生を振り返った時に、子育てで後悔したりできなかった事を、もう一度ここでやっておきたいという想いがありました。

本来ならやっと子育てから解放されて、自己実現とかをしたい年齢だけれども、「これが私の自己実現なのかな」と思ったんですね。

色々な想いを抱いていた時に、偶然が重なったんですよね。

もともと、こちらは私が生まれ育った家なんです。

両親が亡くなった後に、この空き家をどうするか、庭もあって取り壊すのももったいないし、何か活用できないか検討している時に、同じ想いを抱く方と偶然出会ったんです。そしてこの場所もあった。ーそれがちょうど3年前の4月です。

子供達の居場所、そして母親をはじめ、ライフサイクルの変化が激しい女性の支援を何とかできないかと右往左往して、今に辿り着いた感じです。

 

そこに、ビジネス界を引退して、何かしたいと思っていた長谷川さんが加わり、現在は主に代表の大場さんと長谷川さん、そして5~6人のスタッフと共に運営されているとのこと。

ーー長谷川さんはこちらで学研の塾も担当されているそうですね。

長谷川さん(以下) そうなんです。学研の塾を通して子供達の変化に色々気付く事もあります。子供達は、お母さんの気分が安定してないと勉強できないんですよ。お子さんの勉強=お母さんのケアも大事なんです。

家族・特に母親と子供は結びつきが強いので、どちらか一方だけの支援では問題の解決にはならないんですね。だから子供と母親、両方の支援が必要になってくるんです。

 

ーー運営するにあたって心がけていることはありますか

私たちは見守り役に徹しています。子育ての経験は積んできているから、声をかけてもらえれば相談にはのります。

ただ、今と30年前の子育てで状況は変わってきているので、一方的な考えを押し付けたりせずに、柔軟に対応できるよう常に心がけています。

 

何かを決める際にも、これが子供にとって本当にいいのかどうか等、2人でとことん話し合っています。

私たちが楽しくなければ、来る人が楽しいわけがないですよね。

ここに来て下さる人を大切にしていきたいからこそ、私達スタッフの関係もとても大切なんです。

家庭も同じだと思っています。

個性ある子供たち。自己肯定感を高める関わり方

―色々な個性の子供達と関わる中で心がけていることはありますか。

放置ではないけれども、見守りに徹する。自分たちで責任持って考えさせるように心がけています。

「それやっちゃだめだよ」とかは言わない。

自分がやりたいことと、周りが調和するようなことを自分たちで考えさせるようにしています。

―子供自身の、自己肯定感が高まるような関り方も心がけているとか

人って、周りの人から認められるのが一番幸せだと思うんですね。それが自己肯定感にも繋がると思うんです。

親子関係には大事だと思っています。

 

ここでは、子供が何をやっても否定はしません。自分の事を好きになってほしいんですね。

何をするにも自分で考え、その結果を受け入れるように伝えています。

これから子供達も、人生の中で色々な壁にぶつかると思うけれども、それを乗り越えていってもらいたい。

 

毎日15時半~18時まで子供達がいますが、本当に自由です。

宿題をやる子もいれば、ずっと本を読む、ずっと遊ぶ子も。その日にやる事を自分達で決めています。

こちらも最初の30分は「宿題どうするの?」と促したりするけれども、その後は本人に任せるようにしています。

お母さんが迎えに来て、宿題をせずに顔をしかめられても「お子さんが決めたことなので」と。

自分で決めて、自分でやる。認められる機会を沢山与える

自分で決めて、自分でやる。

今日は「ここで3時間で〇〇ができた!よく頑張ったね!」と、認めてあげる機会を沢山作ってあげたいんです。

結果を褒めると、褒められるために人の顔を見て何かをしちゃうんですよね。

今日、「自分でこれをやる」って決めたことに対して褒める。

認めてあげる事が大事なんじゃないかと思っています。

 

ーー何か子供達の変化はありましたか。

先日感動したことがありました。

子供達が「みんなでだるまさんがころんだ、やろうよ!」となった時に、心臓の弱い子が来ていたんです。

状況を説明して、「一緒に遊んであげてね」と、子供に任せたんですね。

 

そしたら、子供達がその子に合わせてルールを変えたんですよ!

~だるまさんが寝ころんだ~

~だるまさんが木に触った~

とかですね。その場でアレンジして、その子がいることに、配慮した遊びにしているんです。

 

普段はとても元気で走り回っているんだけど、その時は走り回らなかった。

そういうバランスが凄く良いですね!その子も楽しそうにしていて、「また来たい!」と言ってくれました。

みんなの居場所【てらこや食堂】の誕生

こどもラボの活動をする中で、みんなの居場所だし、「ご飯も一緒に食べたら面白いんじゃないか」というのがきっかけなんです。

貧困対策とかではなくて、昔は大家族だったし、うちの子供なんかはお友達の家に行って、ご飯食べてお風呂入って帰ってくるなんていうのが、昔は当たり前だったんですよね。

そういう中から、【てらこや食堂】が誕生したんです。誰でもいいから一緒に来て、「ご飯食べましょう」と。

 

月1回ですが、60人来たら足の踏み場もないので、子供達は自分でご飯をよそって、スープも運んで、と全部自分達でやりますが、今まで2年やってきて、ひっくり返したりする子が誰もいないんですよ!騒いだりしてるのに。

「こぼしちゃだめよ」とか「しっかり持って」とかお母さんが言うと、それを気にして、お母さんの言う事を一生懸命聞こうと思って、失敗しちゃうんですね。

手放しして、自己責任でやらなきゃいけないとなると、必死に自分で注意して持ってくるんです。

 

だから、「お子さんというのは、何を注意して、どうやったらいいのか、自分で分かっているんですよ」とお母さんに伝えるんです。

「わが子を信頼して言わなくても大丈夫ですよ」と。

お母さんだって「もっと無邪気だっていい」。子育てを楽しんで!

―てらこや食堂に来る前と後での変化はありますか。

みんなとにかく楽しんでいます。

エネルギーがいっぱいになって、遊んで発散して、運動会になっていますよ。笑

お母さん達もおしゃべりに夢中で、盛り上がっていて楽しそうです。

それを見ていて、無邪気に遊ぶっていうのが人間には必要なんじゃないかと思うんです。

 

良いお母さん、良い妻になろうとしてばかりいると疲れますよね。

「お母さんだって人間なんです。」

もっと無邪気だっていいし、どじなお母さんだって魅力的だし、完璧にやる必要はないんじゃないかという気がします。


ーー自身の経験を踏まえて、お母さん達の応援をしていきたいと言う大場さん。そして子供達を温かく見守る長谷川さん。

こんな場所が日本中に広がったら、産後うつも孤独な子育ても減っていくのではないでしょうか。

次回はそんな【てらこや新都心】の魅力に迫りたいと思います。

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