子育ての悩みはみんな一緒! Three Owl蒲生さんに学ぶコミュニケーションの極意とは【前編】

こんにちは。やんちゃ男児2人の子育てに奮闘中のてらこやスタッフ黒田です。

今回は、こどものためにお母さんが学ぶコミュニケーションスクール【マザーズコーチングスクール】の運営やお母さんの再就職支援等、多方面でご活躍の株式会社スリーアウル代表取締役 蒲生智会さんにお話を伺いました。

 Three Owl 蒲生智会さん

起業しようと思ったきっかけ

ーー本日は宜しくお願いします。蒲生さんはマザーズコーチングスクールの運営や、お母さんの社会復帰の支援等、多方面でご活躍されていますが、起業しようと思ったきっかけ等、お話を伺えたらと思います。

参考になるかどうか分からないんですけど、30歳頃から18年間ずっと人材関係の仕事で、女性の支援をする仕事をしてきたんですね。その中で、一番壁にぶつかったのが出産だったんです。夫の仕事の転勤で関東に引っ越してきたんですけど、それまでは地方で責任者等をやっていたんです。

引っ越しと同時に育休明けになって、地方支店から本社へ異動になった時に、転職位のインパクトがあって。これまで営業とか支店責任者をやってきたんですが、出産をして復帰したら、管理部門へ突然異動になったんです。

それと同時に子供が小児喘息になり、高熱と発作とを日々繰り返すようになって、本当に大変だったんですね。関東にほとんど知り合いもいない中で、友達もいなければ、まず保育園探しから始まって、すべて一からのスタート。

トンネルの中を手探りで、どうしていったらいいか分からない中でのスタートだったので、これまでの経験の中から、全く知らない仕事をやるギャップと、うまくできないという葛藤の中で、一気に自信を失ったんですね。

自信は失うし、子供は病気だし、戦力外ですよね。全く期待をされない状態の時期が3年位ありました。その時の私は「会社のせいや人のせい、転勤さえしなければ、子供が病気でなければ」とか思っていました。

「子供が病気になったのは、私が不摂生をしていたからじゃないか」とか自分を責めて、「全部が〇〇のせい」ーしばらくは、この思考から抜け出せずにいたんですよね。「なんとかこの状況から脱出したい」と、退職願をカバンに忍ばせながら通っていた時期もありました。

当時は本当に辛かったんですけど、もともと自分がなぜ人材業界に入りたかったのか。きっかけを思い出したんです。

「誰かのために」働くって、当時はとても楽しかったんです。

サポートをするのが楽しかったし、会社の事が好きだったので、もう一度、「あの時の気持ちを取り戻したい!」って考えたんですね。そうじゃないと辞められない、「ネガティブな思考を変えないと、一生このままだな」と思った時に、出会ったのがコーチングなんです。

「ありがとう」の一言に支えられて

「これまで活躍してきたし」とか、「責任者をやってきたし」というのを、全部忘れて、一からスタートしよう!と決意して。それからですね、人の嫌がる仕事とかを、率先してやるようになったんです。

そうしたら、「蒲生さん、よく動いているよね」とか、「ありがとう」とか、言ってもらえることが増えてきたんです。お母さんって「ありがとう」って言われることが、全くないじゃないですか。当たり前ですから。

「ありがとう」って人から言われると、もう嬉しくて!

そこから、子供の喘息も少しずつ良くなって、元気になって休まなくなったんです。それがちょうど2013年。世の中で「女性活躍」と言われ出した頃だったんですね。

国の事業で、ママのインターンシップや、再就職を促す事業が始まった所に、アサインされたんです。当時役員だった上司から「今まで凄くしんどかった想いが、この事業だったら活かせるかもしれないよ」と言われたんです。私の姿を、ずっと見ててくれたんですよね。

もう凄く嬉しくて!

それからですね、ママのサポートや社会復帰したい人たちのサポート事業をするようになったのは。厚生労働省と中小企業庁主催のセミナーや、全国で何人ものお母さんと会ったり、座談会やセミナーを企画したりと動く中で、会社から外に目が向き始めたんですね。

みんな悩みは一緒。お母さんの手助けがしたい。

ーー全国あちこちで、ママ達に会って感じた事はありますか。
もやもやを抱えているママ達がとても多くて、びっくりしました!以前の私と一緒なんですよ。お母さん達が「こんなに働くことで、悩んでいるなんて」と、スイッチが入ったんです。

多くのお母さんのお手伝いをしていく中で、2014年に【マザーズコーチング】が立ち上がったので、これはお母さんの助けになると思って、代表の方から学んで、事業の中でも取り入れて、イベントを通して沢山のママ達に届けるという仕事をしています。「私自身が、マザーズティチャーとなって伝えていこう!」と。

ーー何か、働き方を変えるきっかけとなった事があったんですか。
夜遅くまで仕事をしたり、子供の状況が変化する中で、「働き方を見直したい」という気持ちが出てきたんです。定年退職した方が、ずっと生活は安定しているかもしれないけど、収入は下がったとしても、細々とでも、自分らしく仕事ができれば、私個人の人生として、悔いが残らないと思ったんです。

2つの道の選択肢がある中で、細く長く「子供との時間を大切にしながら働く」という道を、選んだんですね。

ーーそうなんですか。同じように悩んでいるお母さんって本当に多いので、多くの方に勇気を与えると思うんです。
そうですよね。会社にいると、ゆっくり話す時間も取れないし、1人の人としっかり向き合ってサポートができる【コーチ】と言う職業は、私にとってはやりたかったことなので、これからライフワークとしてやっていきたいと思って、この道を選択しました。

子供とのコミュニケーションを見直すきっかけに

ーー私自身も【マザーズコーチング】を学んだのですが、とても良い内容で、ぜひ全てのお母さんに学んで欲しいと思いました。特に、こういうお母さんに伝えたいとかありますか。

子育てに自信をなくしているお母さんはもちろんなんですが、あえて言うと、「自分はできている」と言えるお母さんにも、ハッと気付いてもらえる内容なので、そういうお母さんにも学んで欲しいとは思います。

なかなか難しいかもしれませんが、できているつもりになって、できていないのがコミュニケーションなので、そういう自分のコミュニケーションを見直すきっかけにもなると思うんです。「私自身がそうだったので」

これを学んだ時に、私って今までできていなかった事が、沢山あったんだなって。仕事をされてきて、真面目で頑張ってこられたお母さんほど、どうしても子育ても効率化と言うか、うまくいくんじゃないかと見がちなんですよね。

「こう言えばいい」という正解がないのが、コミュニケーションなので。
子供との<非効率な>関わりこそが、コミュニケーションで重要なんです。工夫しながら、いかに楽しく子育てするかが重要だなと、私自身も学んだので、ぜひ皆さんに学んで頂きたいですね。


ーー子育てと仕事と家庭のバランスはとても難しいですよね。誰もが悩んでいる事で、人それぞれ悩みも違う。女性の生き方も多様化してきた分、悩みもより複雑になってきているような気がします。

子育てに関わりたいけど、仕事もある。仕事もしたいけれど、子育てとの両立に自信がなく、一歩踏み出せないお母さんもいる。そんな悩めるお母さんへのアドバイスもお聞きしました。
人生100年時代、ママの能力は「価値」になる!ーThree Owl 蒲生さんの想い【後編】

 

 

 

 

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