指示待ちの子ども

子どもを指示待ち人間にしないために親が今すぐやめるべきこと

指示をされないと動けない大人が増えている――。

こんな話をよく聞きます。

子どもの頃からまわりの大人から指示をされ続けた場合、大人になっても誰かの指示がないと動けなくなってしまいます。

先日、偶然にもその原因となるような場面に遭遇しました。

子どもの行動に口を出す親が多すぎる

私の子どもの通っている体操教室でのできごとです。

体操教室では、跳び箱をやって、マットで前転して、側転をやって、とルーティーンでやることが決まっています。まだ4歳くらいの小さい子はやるべきことを忘れてしまい、次に何をしたらいいかわからなくて、立ち止まってしまうことがあります。

そんな時、たいていの親が「違う! 違う!」「今はそれじゃない。早く次のことをやりなさい」と、必ず口を出すのです。

親は「正しいことをやらせたい」という思いから、つい口を出してしまうのでしょうが、そこは黙っておくべきです。

体操教室で身につくのは運動能力だけではない

体操教室は子どもの習い事で、子どもたち自身が自分で考えて行動できるようにならなければいけません。それなのに親がいちいち口をはさんでいたら、子どもの自主性が伸びなくなります。

体操の途中で止まってしまった子どもは「あれ? 違うかな」と思っていたり「どうしようかな」と考えているのです。そこに親が口を出してしまうと、わからないことがあるたびに親の方を向くようになってしまいます。それでは、いつまでたっても子どもの考える力は伸びません。

親は子どもを心配し過ぎるあまり、過保護になる傾向があります。その結果、先生のいったことをきちんと守れるようにしなければと思い、余計な口を出してしまうのです。

過保護に育ててしまうと、親が子どもに依存し、子どもも親に依存するようになってしまいます。相互に依存してしまったらともに自立できないのです。

自主性を伸ばすには信じて見守ることが大切

動物の関係を見てみると、基本的にはほったらかしです。生きる知恵、餌の取り方は教えるけど、あとは自分で生きなさいという育て方をしています。人間は、赤ちゃんから子ども、ある程度成長するまでずっと親がそばにいて育てていきますよね。現在は、それが強くなり過ぎているのかもしれません。

親からしたら「まだ小さいからできないだろう」と思うこともあるかもしれませんが、小さくてもできることはたくさんあります。

せっかく習わせている子どもの体操教室なので、「運動が正しくできること」よりも、「運動を通して自主性が身につく」よう、見守ってあげることが大切です。

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