明日の準備

毎日、連絡帳を書き忘れて持ち物がわからない子ども、問題はどこにある?

小学校になると、毎日連絡帳に次の日の時間割を書いてきます。時間割は決まっているものの、毎日予定が変わります。長男の友達の男の子は、いつも連絡帳を書いてこないらしくてしょっちゅう「明日の時間割を教えて」と我が家に連絡がきます。しかもかけてくるのは連絡帳を書き忘れた本人ではなく、その子のお母さんです。

我が家の長男は、毎日、時間割を書いてくるので、その親子は頼ってくるのです。

親は子どもに任せると「できない」から、自分がかわりに連絡を聞いているわけです。

親が面倒を見てしまうから、結局子どもは伸びないんです。

こういう場合は、ランドセルの中をからっぽでもっていかせるか、教科書を全部持っていくか、どちらかです。連絡帳を書いてこなかったのは子どもだし、それは子ども自身の責任です。最低でも、連絡帳を書いてこなかった子ども自身が連絡をして、教えてもらうべきです。

「まだ子ども」。そう思っていつまでも手伝っていたらのちのち困ることに

 

親は、「まだこの子は子どもだからできない」と思っているのかもしれません。しかし、幼稚園生でもしっかり考えることはできるんです。

このまま大人になるとどうなるか。指示待ち人間になる可能性があります。今の若い子たちもそうですけど、常に誰かに指示を待っているのです。

言われなければできない。面倒を見てもらわなければできない。時間割を書いてこなかったということに対して、自分でどうしたらいいか考えてないんですよ。

だからどうしたらいいのかということを自発的に考えられず、いつまでたっても成長しないのです。

子ども自身が問題解決策を考えない限り成長はしない

改善策として、まず親が子どもの代わりに時間割を聞くことをやめる。子ども自身が困って、そこで初めて自分で考えて行動できるようになるのです。

友達に連絡して教えてもらうのか、忘れないためにどうしたらいいのか。自分で困った場面に遭遇して、自分で考えて動くようにならない限りは改善されません。

もう1つは、親自身が自分の失敗談を子どもに話してあげることです。連絡帳=連絡ミスで起こったトラブルを話してあげることです。

自分の失敗談を伝えることで、子どもに伝わりやすくなる

私は、よく自分の失敗談を話しながら叱ります。「お父さんは小さいときにこんなことをして失敗した。だからやめた方がいいよ」というのです。たとえば、「昔、お父さんはヨーヨーを振り回していて、ガラスに当てて割ったことがあるんだよ。だからガラスのそばでヨーヨーをやってはいけないよ」というのです。それを聞いて家族は大笑いしてました(笑)

親だって、自分が子どもの頃はみんな同じような失敗をしているはずです。その経験があるから、子どもに対して「それはだめだよ」といえるのです。自分の失敗した経験をいわないまま叱っても、子どもには「なぜだめなのか」ということがよくわからないのです。

小学校のうちは連絡帳を書き忘れて、明日の持ち物がわからなくてもそれほど困らないかもしれません。しかし、このまま対処法を打たないで大人になった時、彼自身が非常に困ることになるかもしれません。

そうならないためにも、自分で気づかせて対処できるよう、親が適切にサポートしていく必要があります。

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