学校の風景

学校に変わる学びの場、オンリーワンスクールとは?

子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら、どうしますか?

将来が不安だから、なんとかして行かせようとしますか?

私は、無理に行かせる必要はないと思います。無理して行かせたところで、何も解決しないし、子どもに「学校=嫌なもの」という意識を植え付けるだけです。ただ、そうはいっても何もしないで家の中に引きこもっていたら、せっかくの時間がもったいない。

学校に行かなくても、別のコミュニティーに通ったり、違うところに学びに行くのならいいと思います。

「学校に行ってなくても」立派な研究成果を出せる

私が携わっているオンリーワンスクールには、いわゆる「不登校」の子どもたちも通っています。しかし、スクールに通ううちにすごく元気になって、とても生き生きとしてきます。

小学生の頃からずっと通っている男の子は、いろんなことを学び、最終的には市の展覧会で立派な研究成果を出したそうです。まわりの大人たちに「学校にいっていないのに、なんでこんな賞を取れるんだ」といわれたほどです(笑)

オンリーワンスクールは、現在年長さんから社会人まで幅広い層が通っています。本部が鳥取にありますが、今全国各地に教室を展開しているところです。

テーマを設定し深堀することで幅広い知識が自然と身につく

日本の義務教育で行われている授業との違いは、テーマを設定して、それについてさまざまな角度から掘り下げていくというスタイルです。

たとえば、日本の学校だったら国語、算数、理科……と各科目別に分かれていますよね。オンリーワンでは、テーマに沿って学んでいくうちに、国語や理科の内容が授業の中に自然と入ってくるのです。

たとえば、小学校低学年のクラスでは、自転車の定義について考えたり、アシモとアイボの似ているところ、違うところについて考えたりします。それを文章にすることもあります。たとえば、作文として書くのなら、アシボとアイボについての導入部分を書き、それぞれの事実を伝え、そのうえで自分の意見を述べるのです。

「導入、事実、意見」この3つをしっかりと抑えることで、より伝わりやすい文章が書けるようになるのです。これを知っておくだけでも、作文の書き方がずいぶんと上達します。

小学校6年生で原価計算を体験。日常生活の中から学びが広がる

小学校6年生では「すし店を作る」という授業を行います。原価計算をしたり、経営について考えさせるのです。これをやっておくと、家族でレストランに行った時も「これは何を使っているの?」「なんでこの値段なの?」ということを考えられるようになるのです。

普段は、どこにでもいる小学生や中学生、高校生です。スマホを見たり、夢中になってゲームをやっている子もいます。しかし、考え方はものすごくしっかりしています。そんなスクールで学ぶこともできるのです。

子どもが学校に行きたくないと言い出した時、無理に行かせるのではなく、子ども自身に合った学びの場を一緒に探してあげる。これも親として、大事なことなのでなないかと思います。

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