何を聞いても「忘れた」という子どもから話を引き出す質問力の鍛え方

「子どもに学校の話を聞いても、いつも忘れた、しか言わない」という話をよく聞きます。

親からしたら、「学校は楽しいのか。友達とうまくやっているのか。授業にはついていけているのか」など、気になることがいっぱいですよね。

「もっと詳しく話してほしい」と思いますが、子どもはなかなか答えてくれません。

こんなときは、聞き方を変えればもっと話してくれるようになるのです。

では、どんなふうに話かけたら、子どもは答えてくれるのでしょうか。

「今日何があった?」よりも「はい・いいえ」で答えられる質問をする

まずは質問をするなら、子どもが答えやすいことにするのが一番です。たとえば、

「(兄弟が同じ学校にいる場合は)学校で妹に会った?」

「今日の給食はおいしかった?」

など、「はい・いいえ」で答えられる質問です。

我が家には、現在小学4年生と1年生の子どもが2人いますが、子どもたちそれぞれに「今日、お兄ちゃん(または妹)に会った?」と聞くのです。これだったら、「会った」「会わない」ですぐに答えられます。

もし、そこで「会った」といったら「どこで会ったの?」「なんか話した?」と会話を深堀していきます。それによって会話が広がり、学校での様子がわかってきます。

「給食は何を食べたの?」では子どもは答えてくれない

似たような質問として、「給食は何を食べた?」と聞くことがあると思いますが、たいていこういった質問には子どもは「忘れた」としかいいません。実際には「忘れた」というよりも「答えるのが面倒」なんでしょうけどね。

そんなときは、あらかじめ給食の献立を見て「今日の給食、○○だったんだ。おいしかった?」と話します。それだったら「はい・いいえ」で答えられます。さらに、「今日出たおかずの中でどれが一番おいしかった?」「給食で好きなおかずはある?」など、話を広げていくことができます。

最初に「はい・いいえ」で答えられる質問をして、そのあとそれについて少しずつほりさげていきます。それによって、最初は「はい・いいえ」でしか答えていなかった子も徐々に学校であったことを話してくれるようになってくるのです。

うちの子どもは本を読むのが好きなので「今、なんの本を読んでいるの?」ということを聞くこともあります。

学校での授業の話は、子どもがあまり授業を楽しいと思っていないのであまり聞きません。聞くとしたら、「今、何の授業が楽しいと思っている?」ということです。子どもは授業の内容によって好きな科目が変わるので、「今なんの科目が楽しい?」「なんの科目がつまらない?」と聞きます。

席替え1つでわかるクラスの現状

子どもの通う小学校では、しょっちゅう席替えがあります。そのため、私は子どもに席替えをするたびに、「隣は誰」「前は誰」と質問します。席替えだったら回答しやすいですよね。それに、子どもがどこのポジションに座るかによって、担任の先生からどう見られているかがわかります。

先生の心理として、絶対にうるさい人は一番後ろの席にはしません。一番前にするか、うるさい子が複数いたらバラバラにするんですね。

席替えのことから、先生から見た子どもの印象がわかります。子どもとの会話をキッカケに掘り下げながら、クラス全体の状況を把握することができるのです。

「なにを聞いても子どもが忘れたしかいわない」と困っているお母さんやお父さん。質問の仕方を少し変えるだけで、子どもはいろんなことを話してくれるようになりますよ。

 

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